認知症親

鉄二の日記

認知症は時間感覚が大幅にズレ込む…待ち合わせ…連絡ミス【鉄二の日記その3】

お父さんが何かおかしい…

それは家族のみならず、周囲の人たちにもじわりじわりとその影響が及びます。

社交的な人だからこその連絡の行き違い

父・鉄二は社交的なタイプの人間でした。知り合いや友人のお祝い事の際には連絡をし、顔をしっかりと出すタイプでした。

演劇や舞台をしているような友人も多く、観劇に行ったりすることもたびたびあったようです。

おかしくなり始めてからも、人との交流は続けておりよく様々なひとたちと連絡をとりあっていました。(2021年現在ではほとんど連絡をとれなくなってしまっていますが。)

とある演劇をやっている人にも連絡をとったようで、その人のブログにこんな書き込みがこのころありました。

「舞台やるんだってね!おめでとー!」
そんな電話が久しぶりに鉄二さんからありました。
「やだー!鉄二さんその舞台だったら去年やったやつじゃない!www」
おっちょこちょこちょいな鉄二さんwいつもありがとうございます。

お祝いのごとの連絡だったからまだよかったです。

わたしはそのブログを見せてもらって、真実をお話していなかっただけに申し訳ない気持ちと言うか何というか…複雑な気持ちがともかく交錯しました。

認知症は時間感覚がズレる。

何かがおかしい。認知症の初期症状としてはよくあることで、去年のことが今の事のように。

10年前に会った人、やった仕事をあたかも数か月前に会った、やったかのように話したりすることがあります。

この時間のズレと言うことは人と会うことに関しておかしくなることを意味しています。

待ち合わせについては、2012年以降、様々な人たちに父は迷惑をかけることになりました。

盛大にすっぽかしをやらかしまくるように

元気な人間からすると…

「なぜメモしないのか!?」「なぜスケジュールをチェックしないのか!?」

と思うものですが、仕事のアポイントメントや友人との飲み会などなど…人と会うと言う大事なイベントそのもののを忘れる。そのスケジュール管理ができなくなってしまう恐ろしさがあります。

それは、多忙なひとりの大人を待ちぼうけさせてしまうのです。

実はこのドタキャンや行動によって、その後、父が認知症であることを先方に期せずしてお知らせすることになることも多々ありました。

今までは備忘録と書いたノートを持ち歩くようなメモ魔の父だったのですが、メモをしなくなっていきました。

ノートをプレゼントをしたりもしたのですが、数ページでそれも終わったのでした。

人と時間通りに会えるのも元気なうちに、です。

-鉄二の日記
-,

Copyright© 認知症の親と生きていく , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.